ラグビー日本代表ユニホームが売り切れ続出 追加生産は未定

「ラグビーワールドカップ2019」で日本代表が決勝進出を決めたことを受け、レプリカジャージー(ユニホーム)が売れに売れている。

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日本代表のジャージーを手掛けるカンタベリーオブニュージーランドジャパンの直営店では、9月28日に行われたアイルランド代表戦(1次リーグ2戦目)後から欠品が目立ち出した。その後、10月5日のサモア代表戦(1次リーグ3戦目)の勝利が売れ行きに拍車をかけ、13日のスコットランド代表戦(1次リーグ最終戦)を前に店頭の90〜95%が売り切れたという。現在、ビッグサイズやキッズサイズの在庫は一定数あるが、通常サイズはほぼ完売。公式オンラインストアではビッグサイズ・キッズサイズも軒並み完売している。2次流通市場でも人気が高く、定価1万800円の通常サイズのものが2万円前後で取り引きされる例も見られる。

同社はラグビー人気の上昇を見込み、今大会仕様のレプリカジャージーを20万着生産していた。これは通常の15倍に相当するが、「予想以上に人気が拡大し、追いついていない」と同社の親会社ゴールドウインの担当者は語る。今後、日本代表の決勝進出により注目度がさらに高まることは間違いないが、大会期間中に販売できるかといった課題もあり、「追加生産は未定だ」という。

日本代表は10月20日にB組2位の南アフリカと準々決勝を戦う。